最高の年末雪中キャンプ<前編> @桐の木平キャンプ場

DENNIS

2014年01月04日 11:46




2013年最後の〆キャンプ。
今年は雪の降り始めが早いようなニュースが沢山流れる中、ずっと行きたかった桐の木平キャンプ場へ12月28日~31日の3泊4日で行って参りました。
今回ご一緒するのは、去年 新潟 燕三条で同じ日取りで痛い思いを共にした@スナフキンさん、そしてエクストリームなキャンプに疼いてしまうbeefさん一家です。

天気予報では、またしても年末にかけて低気圧が・・・・去年のように牙を剥いた爆弾低気圧にやられて尻尾を巻いて逃げるのか!?



桐の木平キャンプ場は、群馬県の川場村にあります。最寄りインターは関越道 沼田ICで、インターを降りてから30分程で到着します。
沼田ICを降りてベイシアでスナフキンさんと待ち合わせ。ついでに4日分の食料を買い込みます。


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しかし、沼田市内の道路には雪が見られません・・・




いやいや、川場村に入ると結構な雪じゃない! 桐の木平キャンプ場のブログでガッチリ積もってるのはリサーチ済みだったのでウキウキ気分で向かいます。




昼頃に桐の木平キャンプ場への山道前に到着。この時期は余程強力な車でないとキャンプ場までは自車乗り込みは不可能との事なので、キャンプ場所有のスノーモービルにソリを付けて荷物を運びます。




下界では無風だったが、キャンプ場では風速10M程の風が吹いてるとの事。!?しまった、雪の事ばかり気にしていて風に滅法弱いテントを持ってきてしまった・・・仕方ない、張り綱でなんとか凌ごう。。

キャンプ場までの道のりは大体2kmくらいかな?確かに細い道に急勾配や急な曲りで普通の車では登れなそう。。
そして、初めて運転するスノーモービルで無事にキャンプ場へ到着。。下界とは比にならない積雪量に萌えます!!




しかし、同様に下界とは比にならない突風に凹みます・・・終止吹いている訳ではないけれど、2、3分間隔で来る強烈な突風に試行錯誤しながら何とか設営完了。




今回の幕はColeman Villa Del Marに、降雪対策としてSNOW PEAKのWILD TARPを被せます。




Villa Del Marにはタトンカタープが似合うと思っているのですが、昨年の教訓を活かしあえてのポリタープをチョイスしました。これが大正解!
桐の木平キャンプ場に降る雪は氷点下ということもあり、雪つぶてが作れない程の吹けば飛ぶような粉雪。夕方からは軽い吹雪となったが積もった雪も吹く風で飛んでいき、雪下ろしの必要が全くありませんでした。

しかし、あまりの強風を直撃しテントはいつ倒壊してもおかしくない形状に。。「あーあー、今年は初日から倒壊しちゃうのか・・」とドンヨリムードのテント内でしたが、暖かい焼酎お湯割りをスナフキンさんから頂き、不思議と気持ちが軽くなりましたよ。逝くなら逝っちまえ!とw




だいぶ気分も良くなった頃、こちらのキャンプ場で仕込んでいる「生ハム」の試食会を管理棟で開いて頂きました。




大迫力の肉塊がウッドホルダーに備えられ、透けるような薄さで切り分けるテクニック。突風の事などスッカリ忘れて数時間お邪魔してしまいましたw




何といってもスーパーで売っている生ハムとは別モノと言っても過言ではない程の味の濃さ!そしてコレに合わせるパルミジャーノがまた最高!




更にたったの○円で生ハムが作れてしまうということで、既に仕込まれている予備分を1本予約w 管理棟を出る頃には吹雪も止み、満点の星空が広がっていました。

<2日目>

昨日の風はどこへやら、静かな朝を迎えました。幸いテントもタープも無事です。




ここで少しキャンプ場施設を紹介しましょう。
まずはトイレ棟。しっかりとした水洗トイレで不快感はゼロ。もっとも四尾連湖 水明荘のトイレを経験した私に怖いものはありませんが。。




引いて見てみましょう。左がトイレ棟で右の建物は野反湖からやってきたバンガロー。現在は生ハム熟成小屋となっています。




炊事棟は屋根付き。もちろんお湯は出ないがコンクリート造で清潔。冬期だけなのか、水の出し始めは砂が混じるので少し出した後に使いましょう。
また、水道管破裂防止の為に蛇口は絞めないように。。鉛筆くらいの細さで水を出しっ放しにしないと水が使えなくなる可能性も。。




サイトは管理棟から上に3段あります。雪に埋もれて分からないけど勾配サイトってことはなさそう。。




冬はこの段が格好のソリ場ですね。




いい感じに積もってます。。積もった雪の粉のように軽い!




来客数にもよるのでしょうが、今回は滞在中スノーモービルを好きに使って良いとの事。。ガソリン代は別途掛かりますがスノーモービル乗り放題なんて夢の様です。。 早速スナフキンさん達は愛のランデブーへw







キャンプ場への道は冬期通行止めなので安心してスノーモービルを楽しめます。が、二台出ている時はすれ違いが出来ないので注意が必要です。




相方ミィちゃんは恐い恐いとw まぁ、やんちゃな運ちゃんなので仕方ないでしょうw




こちらが管理棟。




そして桐の木平キャンプ場名物「ぎんれい号」。南極探査に使われていた雪上車で、閉館する博物館から譲り受けた車輛を改造して使用しているそうな。
この日はキャタピラの調整中で出動しなかったが、冬期はこの雪上車で山道まで送迎に来てくれるそうです。(有料) 




今日はbeefさん一家が一日遅れでチェックインする日なので、到着の連絡を受けお出迎えに。







beefさんはコテージ泊なので、到着してすぐに遊んでます。




アイスクライミング用に作っている氷を見に行きました。




まだ作り始めて数日だそうですが結構な迫力。。登れるようになった頃にまた訪れたいと思います。登りませんがw




ほんと、今日は最高の天気です。




まだ雪は膝高なので、地面近くまで掘って設営しました。後1ヶ月もすると更に1mは増量するとの事なので楽しみですね。。




陽が出ていると暖かいので、雪の上で宴会を。。




夕暮れ前に元気な大人はスノーシューへ。







フッカフカの雪が気持ちぃ〜〜。ウサギやカモシカの足跡がそこらじゅうにあります。







フカフカ過ぎてコケると起き上がるのが大変な図w







楽しい一日があっという間に過ぎて行きました。後2日、そして無事に帰れるのか・・・





<後編につづく>

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