2010年06月29日
アメシャルDEキャンプ(有野実苑)
ワカっていたんです、雨だってことは・・・。
しかし自然を体験しにいくのに雨を避けては行けません。常に晴天とは限りません。ヌレてもいいんです。乾かせばいいんです。人生も同じです。ヌレたら乾かせばいいんです。
と、いうわけで当日の早朝まで降水確率の低い場所を探して足掻きまくってたんですが、結局雨に打たれてまいりました。
今回は、我が家の家計ではちと苦しい千葉の有野実苑オートキャンプ場にお邪魔してまいりました。
去年のクリスマスパーティー以来ですが、正直なところ至れり尽くせりなキャンプ場は求めてるモノが違うかなと思っていたのですが、ある程度キャンプ慣れしてきたせいか、ここのキャンプ場の細かい気配りに感銘を受けてしまいました。いや、ホント凄いんです。
まず、オール区画サイトではあるものの、8mx8m以上の広々設計で、木々を使った仕切りになっており、よくある駐車場的な密集感は全くありません。サイト周辺の雰囲気も十二分に満喫できます。夏だから草ボーボーは当たり前でしょ?みたいな事は皆無です。
平面図では単純に区分された様に見えるサイトレイアウトも実際に歩くと起伏が利用されている箇所もあり、どこもかしこも同じ風景とはなっていません。山林キャンプ場によくある傾斜地に無理矢理テントを建てさせるのとは異なり、起伏に富んだサイトもテン場は平坦です。
そして雨天時の水はけも考えられており、写真では分りづらいですがサイトには細かい玉石が敷き詰められています。このおかげで靴もビショビショにならずに快適でした。
純ファミリーキャンプ場となれば当然子供の遊び場は必須なわけで、キャンプ場の至る所にブランコやアスレチックをちりばめています。もちろん雰囲気を損なう事なく木で作られています。
写真は取り忘れましたが、水周りの配備にも余念がありません。よくある炊事場的な施設はもちろん、炊事場から遠いサイトでも不便が無い様に小規模な炊事場(水道と流しx2)やトイレが点在しておりました。
これらも雰囲気を考え、木で作られていました。
などなど、他にも色々な工夫が手抜きなく施されており、相場より若干高いけど、それ以上のもてなしが用意されてると思いました。
で、キャンプ的にどうだったか?
はい。ムシムシジメジメはやはり大敵。メッシュの少ないフランス娘はほぼスチームサウナ状態でした。
特に夜がイカン。パネルを締め切って中でランタンを焚くもんだから真夏に暖房かけてる感じ。
「マルシャルはオールコットンだから通気性が良くて夏場も涼しい」と聞いたことがあるがコレは嘘。いくら通気性が良くてもメッシュ多用のテントには敵いません。仏蘭西はカラッと涼しい気候だからなのかも知れませんが。
ついでに、というか否応無しにお漏らし(防水)チェックもしてまいりましたよ。上の写真の様に光がスケスケなくらい生地の目が粗いんです。が、真夜中に目が覚めるくらいの豪雨に見舞われ、ヒヤヒヤしてたのですが、なんと一滴の水も漏れておりません。テント内の地べたは乾いたまんまなんです。コレには驚きました。ってか、フツーはそうか。
あ、「マルシャルはコットンだから雨音も優しい」とか?パッツンパッツンに張ったせいなのか、雨音は小太鼓のように響き渡っておりました・・・俺が起きるくらい・・・。
翌朝、天然酵母の焼きたてパンが販売されるとのことで雨の中管理棟まで買いに行きました。
パンが美味しかったのは言うまでもないが、「今日は1時まで無料延長ですのでしっかりテント乾かして帰ってくださいね」と。
嬉しい気配りじゃないですか!?大抵は雨が降ろうが槍が降ろうが時間を超えると延長料金を取るのに・・・。(ちなみに我が家は午前中OUTの場合、時間に間に合った試しがありません)
こういう気持ちの良い対応をしてくれると、ついつい財布の紐も緩んでしまうもので、雨が上がってからテントを乾かす間、園内の農園へブルーベリー狩りへ。
その辺で売られているブルーベリーよりも大きく、甘く、自称「甘味女王」の娘は摘みながら啄ばんでおりました。
午後12:30、無事にテントを乾かし、カミサンがテキパキと余分なキャンプ道具を片付け、時間内に撤収することができました。ウチのヨメも中々育ってきたのぉ~。。
<オマケ>
昼飯は仏蘭西風カップラーメン・・・
Posted by DENNIS at 20:57│Comments(0)
│キャンレポ
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