いまだ余韻が消えませんが、先週末はSTREET VWジャンボリーを大義名分として結集したムフフンナイトinお台場キャンプを開催いたしました。

といっても、お台場でキャンプをしたわけではなく、車で15分ほどにある城南島海浜公園でのキャンプでした。

春の３連休ということもあり、キャンプ場も満員御礼との前情報を入手し、今回利用するフリーサイトが陣取られてしまっては大変だ！と思い、急遽前日の金曜から場所取りキャンプを決行しました。



初のソロキャンに挑むつもりでしたが、寂しいのはイヤなので半強制的にフカ社長を連れ込み、若手オンリー１のじょーじ君を招集、悶々と耐え切れなく前日に発射してしまったパチーナさんもお招きし、最高に楽しいムフフンナイト前夜祭を楽しみました。朝から何も食べずに宴会してしまったので、内容は記憶にございません・・・。



翌日、呑みすぎが祟ったのか他キャンパーが入場する10時前に設営を終わらせようという当初の目論見が崩れ、10時過ぎに起床・・・。まったく意味ないじゃん！というツッコミはさておき、昨夜の決死隊と早めに到着した桜ｉさんに手伝っていただき宴会場と寝床の計4張を設営いたしました。



昨夜とはうって変わって朝から風が強く、予報で覚悟はしていたものの一人で設営は不可能な状態でした。お手伝いいただいた皆様、感謝です。

気象庁発表では低気圧が原因の春の嵐との事でしたが、おそらく原因はこの人、ミスター低気圧こと嵐を呼ぶ男スーさん（キャンプ仲間）です。



スーさんとキャンプに出かけると８割は強風というジンクスとオートキャンプ指導員という資格を持つオジサンですが、今回はたまたま城南島へ家族キャンプに来ておりました。



昼過ぎには関西組も到着し、ボルテージがアップしてまいりました。



ボルテージがアップしすぎたのか、真上を通過する飛行機で勤務する客室乗務員をチェックして喜ぶ大御所様。



遠路はるばるお越しいただいた関西組には仮眠を取っていただき、陽が沈むころにはムフフンナイトの開催です。





各地から自慢の特産品を持ち寄り、今回は三鷹の生ハムブロックから始まり、長野のジンギスカン＆正体不明の獣肉、一升瓶ワイン、宇都宮餃子＆レモン牛乳、丹波の高級ぼたん鍋、姫路の金賞地酒、奈良地鶏、千葉落花生＆催涙ハバネロソーセージ、栃木名物シモツカレなどなど美味すぎて写真をほとんど撮ってない状態でした。

ちなみに私は東京名物「月島もんじゃ」を持参したのですが・・・満腹になり、出すタイミングを逃してしまいました。我が家で処理するには１週間もんじゃ生活になるでしょう。





そんなこんなで、21時に桜ｉさんが翌日学校とのことで逃亡。みなで追いかけますが振り切られてしまいました。

風はどんどん強くなり、気が付くと周りにいた他キャンパーは全員撤収。ある意味利口だが、10人超の大所帯となった我々は引っ込みもつかず台風並の暴風吹き荒れる湾岸で夜を明かすこととなりました。

夜中、テントでウトウト眠っているとスーさんに叩き起こされました。ん？宴会のお誘いか？とも思いましたが、明らかに非常事態な表情。

「ケンちゃん！やばいよ。そろそろ倒壊しそうだよ！！」と。
どうやらスーさんが泊まるファミリーサイトではＣ社のテントが２張くらい倒壊し、復旧不能となり真夜中に撤収したそうで、赤の57夫婦が寝てる風上にあるオーナーロッジがやばそうと警告に来てくれました。

「なんとかしないとマジでヤバイ！！」と言われたのですが、年配である赤の57さんを叩き起こすのも気が引けるし、テント生活初夜の奥様にキャンプのネガティブな面を見せてしまうのも今後に響くなぁ・・・
と悩んでいると、車乗り入れ禁止のサイトだが緊急事態ということでスーさんが警備員に掛け合ってくれて風避けに車（ハイエース）を入れることができました。さすがは嵐を呼ぶオートキャンプ指導員、的確な判断でした。ウェザーニュースの気象情報をみると現在風速21Ｍ！ただでさえ風に弱いロッジ型なだけにビクビクしながら朝を待ちました。

翌朝、






持ちこたえました。私の髪のなびき方でわかるかと思いますが、いまだ強風。
こんな状況でイベントなんてできるのか？と不安でしたが、エントリーした皆様は朝早く出発。残ってくれた若手オンリー1のじょーじ君と風がやんだ一瞬を狙い、びしょびしょのままでもテントを無事撤収することができました。





強風に耐えるためにテント内はアヤトリ状態。





スーさん家もアヤトリ状態でした。

後日、この日の被害をみたら近所の江東区では塗装用足場が崩壊





我らが江戸川区では最大瞬間風速35Ｍを超えた記録的な春の嵐だったそうです。

風の強い日はキャンプを止めようと思う今日この頃です。。